2011年7月22日金曜日

日本国総領事館に義援金を届けてきました!

21日(木)の午後、You can do it, Japan! プロジェクトに集まった義捐金を日本赤十字社に寄付すべく、在ロサンゼルス日本国総領事館に届けてきました(日本赤十字社へは総領事館を通して送金されます)。

向かったのは、ロサンゼルス在住の私、森真弓とこれまで一緒に活動を続けてきたお友達の吉村幸子さんです。

今回第一弾として届けた義援金の総額は1万1888ドル(約93万3700ドル)
100万円の大台にのせたかったのですが、若干ショート。でも、「5000ドルぐらい寄付できたらいいね」と言いつつ始めたチャリティにしては我ながら上出来では? と自画自賛しています。
それもこれも活動を手伝ってくれた仲間たち、そしてリストバンドやTシャツを買ってくれた支援者の皆さんのおかげです。ありがとうございました。

下の写真はプロジェクトに集まった小切手です。扇形にして写真を撮ろうと思ったら、それではおさまりきらず、円になってしまいました。

総領事館では、副領事の千嶋俊介さんが丁寧に対応してくださいました。レシートもちゃんといただいてきましたよっ!

日本政府の紋章である五七桐の紋があしらわれた、総領事館のはんこ入りです!


千嶋さんに皆さんから送られた小切手を入れた封筒を手渡し、「せっかくなので」ということで記念撮影。千嶋さんには、お忙しいところを私たちのために時間を割いてくださった御礼に、リスとバンドをプレゼントしたのですが、早速身に付けてくださいました。
(左から、森、千嶋副領事、幸子さん)

そして、こんな感謝のメッセージをいただきました。

「今回の震災では、当総領事館にも大勢の方々から義援金をお送りいただき、感謝しています。
皆様の温かいお気持ちを大切に、日本赤十字社に確実に責任を持って募金をお届けします。
被災地の皆さんの苦悩はまだ終わったわけではなく、こうした支援活動は継続的に行うことが大切だと考えます。
そういう意味でも、今回皆さんが悲劇を風化させないよう、長期間に渡り、こつこつと米国社会に向けて支援を呼びかけてくださったことは、集めていただいた義援金以上の意味があったと思います。
どうぞこれからも引き続き、義援金募集活動をよろしくお願いいたします」
 
というわけで、皆さんから(少々長きに渡り)お預かりしていた義援金ですが、きちんとこうしてお届けしてきたことをここにご報告いたします。間もなく皆さんの善意と愛は太平洋を超え、被災地に届くはずです。
 
3月末から始めたYou Can Do It, Japan! 当初はシアトル在住のスズキマサミと私が、「5000ドルぐらい寄付できればいいね」とスタートした、草の根も草の根、とってもローカルなプロジェクトでした。実際、マサミはFacebookのミッションのところにこんな風に書いています。

To raise money. 5,000..... 8,000....ummm, maybe we have a chance to reach 10,000!?

ということは、私たちは夢の目標だった1万ドルを達成した、というわけです!(ぱちぱち)

ご近所やお友達に買ってもらおう、と制作したリストバンドとTシャツですが、発売開始後間もなく「ハンガリーではどこで売っていますか?」という、思ってもみない問い合わせがあり、急遽Paypalを設定。世界中どこからでもご購入いただけるシステムにしたことも功を奏し、なんと現在までに米国、日本、カナダ、サイパン、ハンガリー、スイス、ドイツ、シンガポールの8つの国と地域からご購入いただくことができました。

そして夢の1万ドル達成・・・・・・。それもこれも、活動に参加してくれた仲間たち、そして被災者のために快くお財布を開いてくれた、支援者の皆さんのおかげです。
ありがとうございました!!
 
最後に、You can do it, Japan! プロジェクトの創始者であるスズキマサミのコメントです。
「皆さんが購入してくれた5ドルのリストバンドや20ドルのTシャツが、こんなに大きなカタチになりました! それはまさに私たちがプロジェクトのスローガンにしていたEach individual contribution may be small but together it can be huge! なわけで、嬉しさと驚きでいっぱいです。
そして今は、少し時間がかかってしまったけれど、集まった義捐金を無事届けられた安堵感でほっとしています。願わくば、これほど円高が進まずに、もし1ドルが100円だったら118万円になったのになぁ・・・・・・と。ま、そればかりは仕方ありませんね(笑)。
今回の募金はあくまで第一弾。人々の日本への関心が徐々に薄れていってしまう中、今後の活動は今まで以上の努力が必要になってきますが、もうひとふんばりもふたふんばりもしますので、これからも引き続きご支援をお願いします。本当にありがとうございました!

0 件のコメント:

コメントを投稿